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「歯に信頼マーク」

 皆さんご存知の方も多い健康食品の機能表示として
「特定保健用食品(トクホ)」があります。

このトクホの規格基準を満たすには、効果を実証し、その結果をまとめ消費者庁長官の審査を受ける必要があります。そのためにかかる費用は数千万から1億円規模といわれています。

トクホの中にも「虫歯になりにくい食品と歯を丈夫で健康にする食品」という項目があります。

この他にも虫歯のことを気にせず子供から大人まで楽しめるお菓子の表示マークがあるのです。
ご存知でしたか?

 歯が傘をさしてむし歯にならないように酸から歯を守っているマークです。
厳しい製品テストを通過した製品だけに「歯に信頼」マークが使われています。
このテストは国際トゥースフレンドリー協会が指定する試験機関で行われ、その製品を食べてから30分以内に歯垢のpHを5.7より下に下がるかどうかを調べるものです。
歯はpH5.5以下になると溶け出しますが、協会ではさらに安全なpH5.7という値を設定し、この値より下がらなければ「歯に信頼」マークを付けることができます。

 歯垢のpHを下げない甘味料はたくさんあります。しかし、せっかくpHを下げない甘味料を使っていても砂糖やその他の歯垢のpHを下げるような甘味料を一緒に使用していては、むし歯の原因になってしまいます。 また、シュガーレスのお菓子で砂糖を使っていないけれど、 歯垢のpHを下げてしまう甘味料を使っているものもあります。
そのため「歯に信頼」マークのテストは必ず最終製品で行うためごまかしはできません。
原料の一部がむし歯予防に効果があるかどうかではなく、その食品全体を評価しているのです。

「歯に信頼」マークの付いている製品は多くはありませんが、一度調べてみるといいかもしれませんね

力丸

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