月: 2017年6月

歯周病菌はいつどこからやってくる?

こんにちは。学園前 歯科衛生士の丸山です。

蒸し蒸しした毎日が続きますね。

早く梅雨が終わってほしいです...

 

さて先日、私は大阪で行われた日本臨床歯周病学会に参加させて頂きました。

大阪歯科大学の天野 敦雄先生と村上 伸也先生のお二人の講演を聴かせていただき、歯周病原菌についてのお話や、歯周病治療・世界初の歯周組織再生のお話でした。

 

みなさんは歯周病の菌はいつどこから私たちの口の中にやってくるのかご存知ですか?

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌や歯周病菌は存在しません。

無菌状態なのです。

歯周病菌は食べ物の回し食べや、箸の共有、キスなどからうつるのです。

歯周病菌が定着するのは18歳前後(10代)だといわれていて、一度感染してしまった菌は消すことはできないそうです。

菌をゼロにすることはできないのです。

歯周病を発症させないためには、菌の数を増やさないことが一番大事だそうです。

みなさんは、定期的に歯医者さんに行かれていますか?

痛くなってから行っていませんか?

歯周病は痛みがなく進行していきます。

3~6か月に一度のメンテナンスをおすすめします。

当院では徹底した滅菌体制と全室個室で対応しています。カウンセリングにも十分な時間をとりしっかりご理解ご納得いただいた上で治療を進めておりますので、ご相談・気になることがありましたら何なりとおっしゃって下さい。

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妊娠中の方へ

こんにちは。心斎橋、歯科衛生士の白田です。

お休みの日に、家族旅行に行ってきました。

今回は愛犬も一緒に出発!

行先は、三重県伊賀市へ。

 

伊賀市と言えば、忍者!!

ワンちゃんの忍者服がレンタルできるそうで、早速変身させ近所をお散歩。

初めて来た所なので

興味深々で、いつもより散歩を楽しんでくれていました。

 

 

(いつも、それくらい歩いてくれたら・・・・汗)

今回は、家族旅行と言うよりは、ほとんど愛犬が主役と言った感じの

旅行だったのですが

実は、新しく家族が増えるお祝いもかねての旅行でもありました。

実は、私の妹が今年の8月末に出産をひかえています。

妊娠初期は、とても悪阻がひどく食事や外出も中々できなかった妹ですが

現在安定期に入り、外出もできるようになりましたが

今、私の周りで出産をひかえている友人がたくさんいます。

妊娠中でも歯ブラシは、かかせないですよね。

基本的な歯ブラシの予防法は変わりませんが

ホルモンバランスによって、妊娠性歯肉炎が起こったり

食事が不規則になったり

また、悪阻がひどく磨けない方もいらっしゃるかと思います。

体に栄養を摂取する最初に使う所は口の中です。

口の中の環境が良くないと、そのまま栄養と一緒に菌も飲み込んでしまいます。

妊娠初期ですと、お腹にいる赤ちゃんにも悪影響を与えてしまうこともあります。

私は、妊娠中の方に、もっと歯や口の中について

もっと興味を持って頂きたいと思っています。

いつでも、ご相談ください。

 

 

 

 

医院の衛生管理について*+゚

 こんにちは千里スタッフの元木です(^^)

 千里医院はGWに待合室の改装や診療室の増室などが行なわれました

 私はそのGWのお休みを利用して同じ千里のスタッフと2人で、アメリカのアナハイムディズニーに行ってきました

 初海外旅行で緊張すると言っていたのに、気づけばシングルライダーで何回も乗り、どこから来たの?と話し掛けてもらうのにはまってしまいました()

 日本にはないアトラクションや景色、フレンドリーな人たちも多く、とても楽しい旅行になりました(*^^*)

 ところで日本は今梅雨の時期で、洗濯物を部屋干ししたりすると雑菌などが原因で匂いが気になることもありますよね

 細菌と言えば歯科医院でも器具の取り扱いなどについて不安に思われている方も多いのではないかと考え、今回は消毒・滅菌について触れようと思いました。

●徹底した衛生管理

当院では患者様に清潔で安全な環境の中で治療を受けて頂けるように、消毒・滅菌にも力を入れています!

①   紙コップやエプロン・手袋などは、患者様一人一人に使い捨て(ディスポーザブル)のものを使用しています。

②   ミラーやピンセット・バキュームなどの基本のセットは、手洗いした後薬液に浸しミーレ(高熱水洗浄消毒機)にかけ専用の紙に巻きオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけ滅菌(全ての菌を死滅)しています。

ミーレ(高熱水洗浄消毒機)とは

洗浄・すすぎ・消毒・乾燥までを自動的に行なう機械です。

・感染の原因となる血液や唾液といったタンパク質もしっかり除去します。

・ポンプから発生する水流で今まで難しかった器具の内部まで、徹底的に洗浄出来るようになっています。ちなみに当院が日本で初めて導入したものです

①   切削器具(ハンドピース・タービン) 虫歯を削ったりする際に使うハンドピースはアルコールを使い消毒専用の機械で注油・内部まで洗浄した後パックしLisa(高圧蒸気滅菌器)に掛け徹底的に滅菌しています。

オートクレーブLisa(高圧蒸気滅菌器)とは

最も厳しいヨーロッパ基準をクリアしたクラスB規格の滅菌システムです。

・滅菌前に数回の真空状態を作り蒸気を器具内部の隅々にまで行き渡らせることで、あらゆる種類や形状の非滅菌物が滅菌出来るようになりました。

・滅菌後の乾燥時にはドアを閉めたままの状態で、バクテリアフィルターを通し清潔乾燥が可能です。

 

特にタービンの滅菌には手間や非常に高いコストもかさむため、残念ながらまだまだ徹底されていない医院が多いのが現状です(;_:)

ですがどのような高い技術も安全な環境なくしては成り立たないように思います。このように衛生管理にも力を入れている医院で働けることを嬉しく思っています

当院では他にも様々な機器を使用し消毒・滅菌を徹底しています。患者様からは見えない部分ではありますが、今後も安心して通って頂ける医院を目指し、衛生管理にも力を入れていきたいと思います(^^)

中国人の歯科医師が見学に来られました

心斎橋医院で働いています、徐と申します。

中国人の患者様の通訳・対応をしております。

先日、中国蘇州省無錫市から中国人の歯科医師胡(コ)先生が

心斎橋山田兄弟歯科に見学に来られましたので、

初めてのブログ投稿させていただきます。

 

胡先生は、中国の総合病院で7年勤務されていらっしゃり

外国人の患者様も沢山いるため、

外国・日本の歯科医院に興味を持っていらっしゃり見学に来てくださいました。

日本と比べて多くの患者様を診なければいけない環境の中で

医患の信頼関係の構築が難しいのが中国の現状のようですが、

医療のレベル・サービスの方法に感銘をいただき、

これからは患者様を中心に考えたサービスが提供される環境を

中国でも作られるべきという想いを強く持って帰られました。

インプラントの講習会に参加してきました。

学園前所属の歯科医師 杉森です。

6月10日、11日の二日間に渡って大森塾ADPRインプラント周囲の軟組織マネジメントコースに参加してきました!

内容はただインプラントを埋め込んで終わり(上図)ではなく、インプラントをその後に長持ちできるようにインプラントの周囲の歯茎状態を改善することを目的とした小手術の手技を豚の下顎骨を用いてトレーニングをしてきました!

↑↑上顎の硬い歯茎を下顎の歯茎に移植するトレーニングです

今回のコースに参加してインプラントの長期的な維持には骨の状態の他に、歯茎の状態もとても重要だと学ぶことができました!もし歯茎の状態が悪くても、それを改善させる処置をトレーニングできたのでさっそく日々の臨床に活かしていきたいと思います!