月: 2018年10月

歯内療法学会の認定研修会に参加しました

学園前 歯科医師の杉森です。

10月21日に東京の日本歯科大学で日本歯内療法学会の認定研修会に参加しました。

研修内容は歯髄(歯の神経)の保存療法についてでした。

昔なら大きな虫歯があれば歯の神経を保存することが困難でしたが、最近は新しい歯科材料の登場のおかげで神経の保存も場合により可能となってきました。

 

歯の神経を抜いてしまうと歯の根が割れやすくなったり、神経がないことで痛みの感覚がなくなり虫歯になると気づかないまま進行してしまうことが多いので、歯の神経を保存する重要性は大きいのです。
実際に歯の神経を保護する際はこのようなセメントを使っていきます。

当院でも歯の神経を保存する治療は行っていますのでお気軽に相談してください。

マイクロスコープ 顕微鏡を用いた歯科治療について

こんにちは。

先日、外国の患者さんが来院されて自分の英語力の無さに打ちひしがれてしまいその晩勢いで英会話教室を受講することに決めた千里歯科医師 横山です。

様々な患者様に対応できるよう色々な勉強が必要ですね。

本日は歯科用顕微鏡について少しお話しさせていただきます。

歯科用顕微鏡はマイクロスコープ と呼ばれ、歯を拡大してみることの出来るものです。口腔内は暗くて狭く、肉眼での治療には限界があります。そこでマイクロスコープを用いることで暗くて見づらい口腔内の細部にわたり高倍率で見ることができます。

マイクロスコープは脳神経外科などでも使用され重要な役割を果たしていますが、日本の歯科でのマイクロスコープ普及使用率は少ないのが現状です。

歯科用顕微鏡を用いて治療することでより精密で確実な診断、治療を行うことができます。特に歯の根の治療においては大活躍してくれます。

歯の根の中は肉眼では見えないですが、マイクロスコープでみると根の先までくっきり見えます。そしてマイクロスコープで確認しながら、徹底的に根の中を綺麗に掃除することができるのです。

他にも歯のヒビの確認、むし歯の確認、修復治療、外科治療、歯石の確認など様々な用途での使用が可能です。

もしお悩みでしたら、一度ご相談ください。

当院では徹底した滅菌体制と全室個室で対応しています。カウンセリングにも十分な時間をとりしっかりご理解ご納得いただいた上で治療を進めておりますので、ご相談・気になることがありましたら何なりとおっしゃって下さい。

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秋もだんだん深まり、朝晩は寒くなって参りました。体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。

 

新たに登場!

こんにちは、千里アシスタントの福田です🌺

近頃はとんと寒い日が増え、いよいよ冬の気配が近付いてきましたね⛄❄

皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

わたしは先日、伊勢・鳥羽へと旅行に行ってきました

厳かで静かな空気にたっぷりと癒されて、心が洗われた気分です

 

おいしいものもたくさんいただいた旅でしたが、

ちょっとした移動の時や、歯を磨いたあとでもかめるように、キシリトール100%のガムを持っていっていました

このブログでも何度か紹介されていますが、キシリトールとは天然の甘味料で、虫歯の原因にならないのです!
しかもそれだけでなく、虫歯の原因菌を減らす作用もあるので、歯垢がつくにくくなるんですよ🌼

今回の旅では、最近新しく登場したオレンジ味🍊の、持ち運びやすい袋タイプのものをお供にしました。

このオレンジ味🍊はミントを抑えているので、ミントの風味が苦手な方や、お子さまでも、おいしく食べていただけます

キシリトールのガムには同じくミントを抑えたマスカット味もあるので、こちらもおすすめですよ!

 

更に、新しいといえば……歯磨き粉のブリリアントモアシリーズにも、新たに『シトラスミント』味が登場しました

爽やかなシトラスミント、お口の中に入るとすっきりとした香りが広がります

自分の好きな味でおいしく虫歯予防できるのは、嬉しいですね

 

山田兄弟歯科ではこのように、「皆さまに使っていただきやすそうなものはなんだろう?」と日々考えながら、積極的に新しい商品を取り入れています。

お越しの際は、ぜひ受付横のコーナーを覗いてみてください

 

第8回 日本国際歯科大会

こんにちは。
学園前医院の丸山です。

台風が去って、少し蒸し暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

先日、私はパシフィコ横浜で行われた第8回日本国際歯科大会(ワールドデンタルショー)にスタッフと行ってきました
4年に一度行われ、「歯科のオリンピック」と私たちは呼んでいます。

全国からたくさんの歯科関係者が集まり、講演会もたくさんありとても大きな大会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中で、「WHOのシュガーガイドラインの口腔保健への適応」という、抗議を受けさせていただきました。

皆さんは、普段1日どのくらいのお砂糖を摂取されているかご存知ですか?

WHO(世界保健機構)が推奨している一日のシュガー摂取量は成人体型で約20~25g(ティースプーン5・6杯)だそうです。

 

 

 

 

 

 

日頃、私たちがよく口にする食べ物、飲み物に想像より多くの砂糖が入っているごとに驚かされました。

フリーシュガーを抑制することで虫歯、歯の喪失が予防でき、生活習慣病も予防できます。
砂糖の入った飲み物、乳製品を控え、脂肪を抑制し、果物・野菜・ナッツ類・穀物の摂取を増やして、健康な体・歯を作っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーラントの有用性について

こんにちは、千里の中津です。

猛暑だった夏も終わり、気が付けば肌寒くなってきました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

台風がまた接近してきていますので、気を付けて下さいね。

 

秋といえば、食欲の秋ですよね。

みなさまのお子様も美味しい物を召し上がるのを楽しみにしていると思いますが、虫歯があるとせっかくの美味しい物も美味しく食べられないですよね。

そこで、虫歯にならないように予防する方法があるんです!

みなさんはシーラントをご存知でしょうか。

シーラントとは、歯の噛み合わせの面の溝に白い樹脂を一層流して固める処置のことをいいます。

とくにお子様の乳歯や6歳ごろに萌えてくる奥歯の永久歯の噛み合わせの面にある溝は形が複雑であったり、深さも深い場合がほとんどです。

なので歯磨きを頑張っても、どうしても溝の隙間に汚れが残ってしまうんですね。

そのため、シーラントを行う事で、溝に溜まった食べかすが原因の虫歯を効果的に予防することができるんです!

シーラントは小児歯科では非常に重要視されていて、有効な手段です。特に最近のシーラントはフッ素が含まれていますので、副次的な効果で歯の表面を強化するという作用もあります。

しかし、シーラントをしたからといって虫歯にならないという訳ではありません!

あくまでも予防的なものなので、日頃からのブラッシングやフッ素の使用など予防をすることが大切です。


このような形で歯の噛み合わせの溝に樹脂を流しこみます。

 

 

 

このようにシーラントは有効な予防の手段ですが、日々のお手入れと定期的なメインテナンスが将来の歯を守ることに繋がります。

よって定期的に歯科医院での検診に通うことをお勧めいたします。