月別: 2020年1月

親知らずは抜いたほうがいい?

こんにちは!千里の本田です。

 

先日、あべのハルカスで開催中の「カラヴァッジョ展」へ行ってきました。

バロックを築いた天才画家ミケランジェロ ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ。

私も特に絵に詳しいというわけではないのですが、誰がどう見てもカラヴァッジョの作品はすごいと思います。一言で言えばものすごくリアルなんです。

この時代の画家は聖書の一場面を描いた作品をたくさん残してらっしゃるので、展示もそういった絵が多い中、異色を放っていて興味深かったのがこの作品。

 

 

歯を抜く人(1608〜1610年頃の作品)

 

 

老若男女にじろじろ見られながらの抜歯のシーンを切り取った作品です。今では考えられない状況ですね。笑

 

歯を抜かれている人の椅子の手摺りを握る手には力が入っている様子が見てとれますし、左手を挙げて痛みを訴えているのでしょうか。

痛い時に左手を挙げるのは今の時代とリンクしているようで不思議です。

 

そして何故かカメラ目線の歯科医(?)は、痛みを訴えられていることは意に介さない様子で抜歯を続けてらっしゃいます…

 

歯科の歴史を辿ると、麻酔を用いての抜歯が初めて行われたのは1844年、笑気ガスの吸入によるものだったということなので、この絵の描かれた当時の抜歯は当然麻酔なしで行われています。そりゃ痛いはずですよね。

 

あたりまえですが当院で抜歯をさせていただく時にはしっかり麻酔をした上で行い、手を挙げていただければちゃんとストップしますのでご安心ください(^^)

 

なぜカラヴァッジョは抜歯のシーンを描こうと思ったのでしょうか。個人的にとても気になる作品でした。

 

いっしょに抜歯をじろじろ見ながら写真が撮れるスペースもありました笑

ご興味があればぜひ行ってみてください。あべのハルカス美術館にて、2020年2月16日まで開催中ということです。

 

 

さて、抜歯と言えばよく聞かれるのが

「親知らずは抜歯したほうがよいですか?」という質問です。

 

その答えは、

ほとんどの場合で「Yes!」です。

 

親知らずは上下左右の奥に合計4本あるのですが、4本がきちんと生えてくることは稀で、歯ぐきや顎の骨に埋もれたまま生えてこなかったり、最初から歯が存在しない場合があります。

これは親知らずが退化傾向にあり、将来的には人体から消えていく運命にあるからだと言えます。

 

親知らずが生えてくるのは18歳から24歳頃ですが(もっと年配になってから突然生えてくる場合もあります)、その時期にはすでに28本の歯が生えそろっています。

 

現代の日本人ではその28本でもスペースがぎりぎりか足りていないことが多いのですが、そこにさらに親知らずが生えるスペースはほとんどの場合ありません。そうすると、生えてくる段階で歯が曲がったり、傾いたり、手前の歯を押してきたりして、周りの歯や歯ぐきに負担をかけてしまいます。

 

また、親知らずは一番奥に生えてくるため、どんなに歯磨きが上手な人でも完璧に磨くことは難しく、汚れがたまって虫歯や歯周病になる可能性が非常に高いと言えます。

しかもその時に手前の歯を道連れにしてしまうことが多いのがとてもやっかいなんです…

 

そんなわけで、ほとんどの場合で、親知らずは抜歯した方がいいですよ、とおすすめさせていただいています。

 

もちろん例外もあるので、まずはきちんとした検査が必要です。

 

自分の親知らずはどうだろう?と気になった方はぜひ検診にいらしてください。

 

 

先ほどのカラヴァッジョの絵の中の情景とはまったく違う、近代的できれいな個室の診察室でお待ちしております(^^)

 

 

 

インプラント治療について

こんにちは、千里医院の中津です。

肌寒い日が続きますが、みなさまどのようにお過ごしでしょうか。

私は先日インプラントのセミナーへ参加をして参りました。

新しいインプラントの種類や方法を学んできました。

インプラントといえばみなさまどのようなイメージをお持ちでしょうか??

手術が必要で怖いイメージや費用が高くつくイメージをお持ちのことと思います。

確かに外科的な手術は必要になりますし、他のセラミック等の自費治療に比べて高額にはなりますが、失った歯を取り戻すための手段としましてはとても快適で有用な処置になります。

例えば失った歯を入れ歯で補った場合、噛むたびにどうしても動いてしまったり、衛生面を保つために毎回外して洗わないといけなかったり、金具が見える等の見た目の問題もあります。

←こちらが一本の歯を失った場合の入れ歯になります。

 

 

また両側の歯を削って橋渡しのようにして失った歯を補う、ブリッジでの修復をした場合は、大切な両側の歯を犠牲にしてしまうことになります。噛み合わせの負担も両側の歯にかかってきます。

 

←こちらが1本の歯を失った場合に両側の歯を削ってかぶせ物で修復するブリッジという処置です。

 

 

インプラントの治療の場合は、これらのデメリットはなく、快適に使える新しい歯が入ります。

 

 

 

 

しかし、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。

ですので、ご自身でのセルフケアはもちろん、歯科医院での定期的なメインテナンスを受けて頂くことが重要になってきます。

ご自身の歯で噛めることが大切ではありますが、万が一歯を失ってしまった場合にはインプラント治療を検討されてみてはいかかでしょうか。

なにかわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。

 

 

 

明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

 

 

2020年、令和2年

本国にてオリンピック・パラリンピックが開催される年がスタート致しました。

山田兄弟歯科も1月6日(月)より今年度の診療を開始致しました。

 

”お口”の健康は今や”人”の健康の原点であると称されています。

因みに現在、日本の歯科検診受診率は平均2%であり、それに対して当院での検診

患者さん数は年間延べ5,000人!これは当院の全患者さん数の10%であり、

日本の平均値の約5倍の方が検診としてご来院頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

〜お口の健口から全身の健康へ〜

今年も当院スタッフ総力をもって、お口の健康管理のお手伝いさせて

頂きたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

千里山田兄弟歯科  佐々木武子