デンタルIQ +*。
初めまして千里スタッフの元木です。
最近私はたまには親孝行をと、母と城崎温泉に行ってきました。
雰囲気のある街並みに、外湯などもありとても癒されました(^^)
城崎温泉にも海外からの観光客の方が沢山来られていました。
ところで皆さんは海外と日本では、歯や歯科医院に対する意識の違いがあることをご存知でしょうか?
海外と日本の歯科に対する意識の違い
日本では治療目的に仕方なく歯医者へという方が多いと思いますが(以前は私もそう思っていました笑)、歯科先進国といわれるスウェーデンやアメリカではほとんどの方が予防や審美目的に美容院に行くような感覚で通っているようです(・ω・)
日本では保険制度が整備されているため安価な値段で治療できるメリットがあるのですが、その分痛くなれば治療すればいいかと歯のことを後回しにしてしまっている方がほとんどです。
一方アメリカなどは保険が適応されない国が多いため、虫歯を1本治すのに○十万と治療費はかなり高額になってしまいます。そのため日頃から虫歯にならないようケアし、歯医者に定期的に通うのが常識なようです。
実際に定期的に歯医者を受診することで将来的に歯を残せる本数が飛躍的に変わるというデータも沢山出ています。
(参照:サンスター・ライオン・パナソニック意識調査資料)
上記のグラフのようにスウェーデンやアメリカでは8、9割を超えて定期的に歯科医院に通っているため70、80歳になった時の残存歯数に大きな変化をもたらしています。
また保険では使用できる材料も限られているため、例えば銀歯で治療するとセラミックで治療した場合に対し、経年劣化で歯との間に隙間が出来たり、表面に傷がつき細菌がたまりやすくなるため2次的な虫歯になるリスクが高まります。そうなると再治療のためにさらに歯を削ることになり歯の寿命を縮めてしまいます(>_<)
虫歯を治したら治療は「完結」という訳ではなく正しいケアや定期検診が必要なのです。なので初めてご来院頂く方には折角お越し頂くので、お困りのところだけではなく全体的な検査をお勧めしています(^^)
「お口は命の入り口」と言われたり、「健康な歯1本の価値は100万円」、またはれ以上と言われたりする程大切なものです。
歯科医院でご自身の大切な歯のためにもっともっとデンタルIQ(歯に対する関心や知識)を高めてもらえたらと思っています。
将来的に健康な歯や生活を一緒に守っていきましょう!歯医者をもっと身近に、気になることがありましたらお気軽にお尋ねください。ご相談いつでもお待ちしております(^ω^)