歯ブラシの圧
みなさんは歯磨き時、歯ブラシに力は入っていませんか?
歯ブラシを交換してしばらくして毛が広がったりしてませんか?
歯ブラシを後ろからみて毛先が出ていませんか?
一生懸命磨こうとして力任せになってしまう方がいます。
歯磨きは力ではなく細かく毛先を動かすことが重要です。
強く磨いても汚れを落とせてたらいいじゃん!と思うかもしれません。
ですが、力任せに磨いて毛先が広がった状態だと磨き残しがでやすかったりもします。
では、力が入り過ぎることでどのようなトラブルが起きてしまうのでしょうか?
1つ目、歯茎が下がってしまう(歯が長く見える)
2つ目、歯茎が下がることで根っこみえて神経に近くなりしみやすくなる
3つ目、歯茎を傷つける
4つ目、根元の部分が削れてしまう
など起きることがあります。
歯周病でもないのに歯茎を下げてしまうなんてとってももったいないです。
大体の人が癖になっていて弱い力だと磨いた気になれない方がほとんどです。
一度下がった歯茎を元通りにするのは難しいです。
もし歯茎が下がってしまっていたらこれ以上下がらないよう現状維持が大切です。
ではどのように対策していけばいいかお伝えします。
1つ目、持ち方
パームグリップとペングリップの持ち方があり、パームグリップはグーで握るタイプ、ペングリップは鉛筆持ちで握るタイプがあります。ペングリップのほうが歯ブラシを持つとき余計な力が入りにくいと言われています。
ペングリップで磨いてみましょう!
2つ目、歯ブラシの毛の硬さをふつうかやわらかめにする
かためは少しの力でも歯茎を傷つけるリスクを高めてしまいます。
また、どうしても力が入ってしまう方はふつうよりやわらかめを使うと歯茎を傷つけなくていいかと思います。
他にも、歯ブラシの動かし方を大きく動かさず
細かく小刻みに動かすことも重要です。
歯ブラシの力はおよそ150~200gの軽い力です。
歯ブラシを後ろから抜けるくらいの力が理想と言われています。
磨き始めの所も力が入りやすかったりするので気をつけてください!
自分もしかして力強いかもと思った方は是非対策を色々試して歯茎を下げないように気をつけて下さい。
分からないこと、
自分の歯磨き大丈夫かな?
などあれば一緒に歯磨きの練習をしましょう!
豊中市 千里山田兄弟歯科
歯科衛生士 生間