歯のブログ
デンタルフロス(糸ようじ)の必要性とは?
先週は台風到来に運動会と、ようやく秋の気配を感じる季節となりました。
ようやく暑さも峠を越えた感の今日この頃です。
さて、山田兄弟歯科では毎月、月毎のお知らせをお渡ししていますが、今月からは健診で間の空いている方にもお伝えしていきたいと言う願いから、ブログの方にも掲載していく形となりましたのでご紹介をしていきたいと思います。
今月はデンタルフロス(糸ようじ)です。
皆様は糸ようじを使っておられますか?
世間一般に普及しつつある糸ようじですが、歯科用語ではデンタルフロス(フロス)とも呼ばれています。しかし、まだフロスは何のために使うのか、また使用方法などご存知でない方も多いと思われます。フロスの役割は、歯と歯の間にたまりやすい歯垢(口腔内細菌)の清掃です。そしてこの歯垢は、そのままにしておくと歯ぐきが腫れたり、虫歯を作る原因となります。
代表的な虫歯になりやすい場所は次の3箇所です。
1.歯と歯ぐきの間
2.歯の咬み合わせの部分
3.歯と歯の間
1と2は、歯ブラシをしっかりあてれば歯垢を落とすことは出来ますが、3は細い歯ブラシの毛先でも、歯と歯の間には届きません。また歯と歯の間で虫歯が出来ると、多くの場合両方の歯が虫歯になってしまいます。そこで、糸(フロス)が必要になってくるのです。
口が開けにくい方や小さい方もおられますが、そんな方はフロスと一緒に補助的用具を使って頂けると上手くいく場合もあります。詳しい使い方の説明や選び方などは、歯科医師または歯科衛生士にご相談下さい。
正しいフロスの使い方を身につけて大切な歯を一緒に守り続けていきましょう。