医院の衛生管理について*+゚
こんにちは千里スタッフの元木です(^^)
千里医院はGWに待合室の改装や診療室の増室などが行なわれました
私はそのGWのお休みを利用して同じ千里のスタッフと2人で、アメリカのアナハイムディズニーに行ってきました
初海外旅行で緊張すると言っていたのに、気づけばシングルライダーで何回も乗り、どこから来たの?と話し掛けてもらうのにはまってしまいました(笑)
日本にはないアトラクションや景色、フレンドリーな人たちも多く、とても楽しい旅行になりました(*^^*)
ところで日本は今梅雨の時期で、洗濯物を部屋干ししたりすると雑菌などが原因で匂いが気になることもありますよね
細菌と言えば歯科医院でも器具の取り扱いなどについて不安に思われている方も多いのではないかと考え、今回は消毒・滅菌について触れようと思いました。
●徹底した衛生管理●
当院では患者様に清潔で安全な環境の中で治療を受けて頂けるように、消毒・滅菌にも力を入れています!
① 紙コップやエプロン・手袋などは、患者様一人一人に使い捨て(ディスポーザブル)のものを使用しています。
② ミラーやピンセット・バキュームなどの基本のセットは、手洗いした後→薬液に浸し→ミーレ(高熱水洗浄消毒機)にかけ→専用の紙に巻き→オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけ滅菌(全ての菌を死滅)しています。
★ミーレ(高熱水洗浄消毒機)とは
・洗浄・すすぎ・消毒・乾燥までを自動的に行なう機械です。
・感染の原因となる血液や唾液といったタンパク質もしっかり除去します。
・ポンプから発生する水流で今まで難しかった器具の内部まで、徹底的に洗浄出来るようになっています。ちなみに当院が日本で初めて導入したものです
① 切削器具(ハンドピース・タービン) 虫歯を削ったりする際に使うハンドピースはアルコールを使い消毒→専用の機械で注油・内部まで洗浄した後→パックしLisa(高圧蒸気滅菌器)に掛け徹底的に滅菌しています。
★オートクレーブLisa(高圧蒸気滅菌器)とは
・最も厳しいヨーロッパ基準をクリアしたクラスB規格の滅菌システムです。
・滅菌前に数回の真空状態を作り蒸気を器具内部の隅々にまで行き渡らせることで、あらゆる種類や形状の非滅菌物が滅菌出来るようになりました。
・滅菌後の乾燥時にはドアを閉めたままの状態で、バクテリアフィルターを通し清潔乾燥が可能です。
特にタービンの滅菌には手間や非常に高いコストもかさむため、残念ながらまだまだ徹底されていない医院が多いのが現状です(;_:)
ですがどのような高い技術も安全な環境なくしては成り立たないように思います。このように衛生管理にも力を入れている医院で働けることを嬉しく思っています
当院では他にも様々な機器を使用し消毒・滅菌を徹底しています。患者様からは見えない部分ではありますが、今後も安心して通って頂ける医院を目指し、衛生管理にも力を入れていきたいと思います(^^)