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歯のブログ

口閉じ歯磨き

 

新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから、歯を磨く際に、飛沫が気になる方もいるのではないでしょうか。

職場や学校で歯を磨く際は、飛沫を飛ばさないなどの配慮をしたいものです。

口を開けて歯を磨くと飛沫が口の外に飛びがちですが、口を閉じて磨くことにより、飛びにくくすることができます。

口を閉じて磨くことは、日本歯科医師会でも紹介しています。

<口の閉じ方>

①意識しないと口が開いてしまうため、口を閉じることを意識する

②力を入れ過ぎると磨きにくいため、口を軽く閉じるようにする

③前歯の外側は口をすぼめて、唇でハブラシを覆う

<ハブラシの選び方>

 ネック部分が細い、ヘッド部分の厚みが薄いハブラシなど、お口の状態に合わせて磨きやすいものを選ぶ。

口を閉じにくい方は、薄型のヘッド、細いネック、ヘッドの部分があまり長くないハブラシの方が、口を自然に閉じやすいなど、その人の磨き方やお口の状態によっても使い勝手が違うことと思います。ご自分に合ったハブラシを探してみると良いですね。

 共用の洗面所では、空いている時間を狙って1人で行う、口を閉じて磨く「口閉じ歯みがき」をする、すすぎは低い位置で水を吐き出す、口をすすいだあとは、シンク内に水をかけて軽く洗い流しましょう。その際、口周りを触った手でうっかり周囲の物を触らないように気を付けるなどの工夫「歯みがきエチケット」で、衛生に配慮して歯を磨きましょう。
また、換気が可能な場合は、洗面所の窓を開けたり、換気扇を回すことも有効です。

歯の健康を守るためにも、エチケットに気をつけて、周囲の環境に配慮しながら「口閉じ歯みがき」を実践していきましょう。

 

記事作成者

奈良市学園前山田兄弟歯科

歯科助手 大西

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