唾液ってすごい!!
こんにちは(❁´◡`❁)
12月に入り、寒い日も多くなってきましたね🥶
空気も乾燥、お肌も乾燥、お口の中も乾燥・・・
乾燥って嫌ですよね~
今日はお口の健康を守るためには唾液がとても重要な働きをしているので、
唾液の役割について皆さんにお話したいと思います。
突然ですが唾液は一日どれくらいの量が出ていると思いますか?
①3.0~4.0リットル
②1.0~1.5リットル
③500ミリリットル
正解は②の1.0~1.5リットルです。
就寝時は日中に比べて分泌が抑えられるため唾液の働きが低下します。
また、年齢やストレス、服用薬などの様々な理由で唾液の量は変化します。
そんな唾液にはお口の中を健康に保つため色々な働きをしてくれるのですが、
その役割とは・・・
①消化作用
唾液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)がでんぷんを分解して胃で消化
されやすくなる。
②保護作用
ネバネバするムチンという成分が口の内側の粘膜を様々な刺激から守る。
③洗浄作用
唾液で食べかすや細菌を洗い流す。
④抗菌作用
抗菌作用を持つ成分(ラクトフェリン、リゾチーム)などが、お口の中の
細菌の増殖を抑える。
⑤緩衝作用
食事により酸性になったお口の中を中和する
⑥再石灰化作用
お口の中の細菌などが出す酸から歯の表面が溶けるのを防ぎ修復する。
⑦味覚促進作用
食べ物の成分が唾液に溶けると味を感じやすくなる。
このように、唾液はお口の中でとても重要な働きをしています。
唾液が少なくなってしまうと、虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
普段の歯磨きに加えて、唾液の分泌を促すようにしましょう。
唾液の分泌を促す方法としては、
唾液腺のマッサージが効果的です。
やり方は、耳の前の頬の辺りを指3本くらいでクルクルとマッサージしたり、
親指で顎の下から舌の付け根を押し上げるようにマッサージをすると唾液腺が刺激されて
唾液が分泌されます。
簡単なのでテレビを見ながらや、お風呂でゆっくりしている時にしてみてくださいね。
あとは、こまめな水分補給もするようにしましょう。
他に気になる事などがある時は、お気軽にご相談ください。
本記事作成者
豊中市 千里山田兄弟歯科
歯科衛生士 下田