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歯のブログ

お砂糖で虫歯はなぜできる?

甘いものは歯に良くない!はなぜなのか、細菌と糖の関係、虫歯を引き起こす流れをお伝えします🪥

ミュータンス菌とは

ミュータンス菌は、人間の口腔内に生息する多数の細菌の一つです。これらの細菌は特に虫歯の主要な原因として知られています。ミュータンス菌は、糖分をエネルギー源として利用し、その代謝過程で酸を生成します。この酸が歯のエナメル質を徐々に溶かし、虫歯を引き起こすのです。

糖分との関係

私たちが糖分を含む食品や飲料を摂取すると、口腔内のミュータンス菌がこれらの糖分をエネルギー源として活用します。糖分はミュータンス菌にとって最適な栄養源であり、これを消費することで、菌は乳酸を含む酸を生成します。この酸が歯のエナメル質を攻撃し、脱灰(エナメル質のミネラルが溶け出す現象)を引き起こします。

虫歯は、以下のステップで進行します。

  • 糖分摂取: 糖分を含む食品や飲料の摂取が虫歯の最初のステップです。
  • 酸の生成: ミュータンス菌が糖分を消費し、乳酸を含む酸を生成します。
  • 脱灰: 生成された酸が歯のエナメル質を溶かし、ミネラルが失われます。
  • 虫歯の進行: 脱灰が進むと、歯の内部構造が傷つき、虫歯が形成されます。

虫歯を予防するためには、、

  • 糖分の摂取を控える: 糖分の多い食品や飲料の摂取を控え、特に就寝前の摂取は避けましょう。
  • 定期的な歯磨き: 食後と就寝前の歯磨きを習慣にし、フッ素入り歯磨き粉を使用することが推奨されます。
  • フロスや歯間ブラシの使用: 歯間の清掃も大切です。フロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯の間のプラークを取り除きましょう。
  • 定期的な歯科検診: 定期的なプロセスで生成された乳酸は、歯のエナメル質を脱灰(溶解)させ、歯の弱化を引き起こします。この脱灰過程が進行すると、歯の表面に穴が開き、虫歯が形成されます。特に、糖分の摂取が頻繁に行われる場合、口腔内のpHバランスが常に低下した状態に保たれ、脱灰と再石灰化(歯の自然修復過程)のバランスが崩れ、虫歯が進行しやすくなります。定期検診によって初期う蝕を発見し、脱灰と再石灰化のバランスを整えます。

虫歯予防には、日々の適切な口腔ケアが欠かせません😞正しい歯磨き技術の習得、フロスや歯間ブラシを使用した歯間清掃、定期的な歯科検診とクリーニングが重要です。また、フッ化物入りの歯磨き粉を使用し、エナメル質を強化して、脱灰を防ぎましょう✨✨

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本記事作成者

豊中市 千里山田兄弟歯科

歯科衛生士 生間

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