根管治療とは?

根管治療は、虫歯が進行して歯の神経(歯髄)が感染した場合に、歯を抜かずに保存する治療法です。感染した神経を取り除き、内部を清掃・消毒した後、薬剤を充填して密封します。
根管治療は治療期間が長く、再発しやすい治療の1つですが、当院では再発しにくい治療を目指し、抜歯をできる限り防ぐように取り組んでいます。
千里山田兄弟歯科の根管治療
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1 マイクロスコープによる精密治療
千里山田兄弟歯科ではマイクロスコープを使用し、高精度な根管治療を提供しています。根管治療は、虫歯が神経まで進行した際に、歯を抜かずに残すための重要な治療法です。マイクロスコープを活用することで、従来の治療よりも細かい根管内部を正確に確認し、適切に処置できるため、治療の成功率が向上します。
マイクロスコープを使用するメリット
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治療の精密度が向上
最大20倍の拡大視野で肉眼では確認しづらい細かな根管までしっかりと視認できるため、細菌の取り残しを防ぎます。
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再発リスクを低減
感染のリスクを最小限に抑え、治療後の再発率を下げることができます。
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長期的に歯を守る
マイクロスコープを使用しない治療と比べ、10年、20年後の歯の状態が大きく変わります。適切な治療を行うことで、歯の寿命を延ばすことが可能です。
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抜歯を回避しやすい
感染部分を正確に除去することで、抜歯せずに歯を残せる可能性が高まります。
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2 結果に大きな差が出る、無菌的な治療環境
根管治療の成否は、治療中の清潔度で大きく変わります。
当院では、歯のまわりをゴムのシート「ラバーダム」で覆い、唾液や細菌の侵入を徹底的に防止。
さらに、使用する器具はすべて滅菌済み、または使い捨てを採用し、世界水準の無菌環境を維持しています。
この徹底した環境づくりが、治療後の再発リスク低減と長期的な歯の保存につながります。
当院では、根管治療の成功率をさらに高めるために、ラバーダム防湿を徹底しています。ラバーダムとは、治療中に唾液や細菌が歯の内部に侵入しないように、歯の周囲を覆うゴム製のシートです。
- 無菌的な環境を維持
- 治療中の感染リスクを最小限に抑える
- 安全かつ精密な治療が可能
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3 治療を支える先進設備
当院では、しなやかで複雑な根管にも対応できる「Ni-Tiファイル(ニッケルチタンファイル)」や、歯や骨の状態を立体的に確認できる「歯科用CT」など、精度の高い治療に欠かせない先進機器を完備しています。
これらの設備により、見えにくい部分まで正確に把握し、より確実な治療が可能になります。-
Ni-Tiファイル
従来のステンレス製ファイルに比べて柔軟性が高く、複雑な根管にも対応できるため、根管治療の効率化や精度向上に貢献
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歯科用CT

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4 治療時間の確保
治療の内容や、保険治療か自費治療かにより違いは出てきますが、1回の治療時間を十分に確保し治療の期間と回数を最小限に抑える体制をとっています。
回数が少ないほど治療の間の感染のリスクが抑えられるメリットがあります。
「保険」と「自費」の根管治療について
根管治療は、同じく「歯を残す治療」であっても、使用できる機材・材料や処置の精度によって、その後の経過に大きな差が生じます。
保険診療は国の定める範囲内で行うため、材料や治療時間に一定の制約がありますが、当院では保険診療であっても妥協のない治療を行いますのでご安心ください。
一方、自費診療では、より高度な機器や高品質な材料を用い、時間をかけて精密な処置を行うことが可能です。
まずはお口の状態を丁寧に診査し、患者さま一人ひとりに合わせた複数の治療法をご提案いたします。
以下の表は、一般的な保険診療と、当院が行う自費診療の主な違いをまとめたものです。
| 保険診療 | 自費診療 | |
|---|---|---|
| 使用機材 | 標準機材 | マイクロスコープ・ 高品質材料 |
| 使用材料 | 保険適用範囲 | 世界基準の高性能機材 |
| 費用 | 保険適用 | ¥44,000~¥88,000(税込み) |
| 長期予後 | 再発しやすい | 長期的に安定しやすい |
マイクロスコープを活用した精密根管治療の流れ
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01
診断と検査
X線やCTを使用して、根管の状態を詳しく調べます。
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02
感染した神経・組織の除去
マイクロスコープを使用し、 肉眼では見えにくい細い根管までしっかり除去します。
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03
根管内の洗浄・消毒
細菌の取り残しを防ぐため薬液で洗浄しバクテリアの除去を徹底し、再発を防ぎます。
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04
根管充填と密閉
無菌状態を維持するために、隙間なく薬剤で充填します。
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05
被せ物の装着(クラウン)
歯の強度を回復させ、機能を維持するために被せ物を装着します。
根幹治療のメリットと注意点
- メリット
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- 歯を抜かずに残せる
- 噛む機能・見た目を維持できる
- インプラント・ブリッジよりも費用を抑えられる
- 注意点
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- 一定の割合で成功しない場合がある
- 治療後に歯が割れるリスクがある
- 補綴(被せ物)や定期的な管理が行われないと失敗リスクが高まる
他院で「抜歯しかない」と言われた方へ

歯は一度失ってしまうと、元には戻りません。特に奥歯は、咀嚼や噛み合わせに大きな影響を与える重要な存在です。根管治療によって歯を保存することは、見た目だけでなく、お口全体の健康を守るうえでも非常に価値のある選択です。
他院で「抜歯しかない」と言われた方も、ぜひ一度当院にご相談ください。マイクロスコープやラバーダムを活用した精密な治療によって、歯を残せる可能性があります。
あなたにとって最良の選択ができるよう、私たちが全力でサポートいたします。

