歯のブログ
歯の生え変わり
秋とは申しながらも、残暑厳しい日が続いております。
初めまして、千里勤務の歯科医師、小貫です。
皆さんはご自分の歯が全部で何本あるかご存知でしょうか?基本的には28本、親知らずを含めると32本あります。では乳歯は?実は乳歯は数が少なくて全部で20本しかありません。当たり前の事のようですが、意外と知られていないようです。
では20本の乳歯がどうやって28本の永久歯に生え変わるのでしょうか?歯の生え変わりは平均で6~12歳ぐらいに起きます。まず乳歯奥歯の後ろに6歳臼歯と呼ばれる奥歯が生えてきます。そして、ほぼ同時期か少し遅れて前歯から順番に(実は例外もいくつかあるのですが)生え変わっていきます。そして最後に6歳臼歯の後ろにさらにもう1本生えてくるのです。
乳歯はどうせ生え変わるから治療しなくてもいいと思っている方もいらっしゃいるかもしれませんが、お口の中に虫歯菌が増えることで、生え変わった永久歯にも虫歯ができやすくなります。(特に6歳臼歯!)
さらに乳歯の虫歯を放置して根っこの先に病巣ができると、奥に控えている永久歯の形成不全が起こる場合もあります。
乳歯は役割を終えるまで、みんなで大切に守ってあげましょう!
当院では徹底した滅菌体制と全室個室で対応しています。カウンセリングにも十分な時間をとりしっかりご理解ご納得いただいた上で治療を進めておりますので、ご相談・気になることがありましたら何なりとおっしゃって下さい。