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歯ぎしりについて


皆さん、こんにちは。

心斎橋・千里中央勤務の右田です。

ここ数ヶ月、コロナによる生活環境の変化や自粛によるストレスの影響か、『歯ぎしり』が原因で、様々な症状を引き起こしていらっしゃる患者さんが以前より多く感じます。

そこで、今回は『歯ぎしり』について簡単に書かせていただこうと思います。

『私は歯ぎしりしてると言われたことないから関係ない!』と思われた方!

実は、音のしない歯ぎしりにも注意が必要なのです!歯ぎしりは、次の3つに分類されます。

①グラインディング上下の歯をギリギリと擦り合わせること

②クレンチング上下の歯を強く咬み合わせること

③タッピング上下の歯をカチカチ咬み合わせること

よって、クレンチングは音がしないので、ご自身では気付きにくいことが多いのです。

この機会に歯ぎしりの自覚のない方も、ぜひセルフチェックリストをチェックしてみてください!

⬜︎歯が擦り減ってツルツルしている

⬜︎冷たい飲み物がしみる

⬜︎エラが張っている

⬜︎頭痛や肩こりがある

⬜︎頬の内側に噛んだ痕や舌に歯の圧痕がある

⬜︎起床時にあごがだるい

⬜︎歯と歯茎の境目の部分が削れている

⬜︎下顎の内側の骨に膨らみがある

チェックリストに当てはまるものがあった方!『歯ぎしり』をされている可能性が高いです。

歯ぎしりに対する正しい対処をせず、放置していると、以下のような症状を引き起こすことがあります。

・歯の磨耗

・歯の破折

・知覚過敏

・咬むと歯が痛い

・歯周病(直接的な原因はプラークですが、すでに歯周病を発症している場合は、進行を加速させる原因となります)

・顎関節症

・頭痛

では、どのように対処したら良いのかについてですが、歯ぎしりの原因とされているストレスを取り除くというのは、現実的に考えてなかなか難しいでしょう。

そこで、歯ぎしりによる症状を改善する方法として『スプリント療法』があります。

夜寝ている間、上の歯に硬い厚みのあるプラスチック製のマウスピースを装着することで、歯や顎、筋肉への負担を軽減することが出来ます。

マウスピースは、保険適用で5000円程度で作製できます。

『歯ぎしりは心配だけど、嘔吐反射があるからマウスピースはちょっと自信ないな』という方には、『スプリント療法』とは別の方法もございますので、ぜひ一度ご相談ください。

当院では徹底した滅菌体制と全室個室で対応しています。カウンセリングにも十分な時間をとりしっかりご理解ご納得いただいた上で治療を進めておりますので、ご相談・気になることがありましたら何なりとおっしゃって下さい。

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