仕上げ磨きについて🪥
こんにちは🔆
今回は子どもの仕上げ磨きについてお話します🪥
仕上げ磨きとは、磨き残しを防ぎ、健康で虫歯のない歯を保つために、大人が子どもに行うケアのことです。また、正しい歯磨きの習慣を身につけるための教育でもあります。
その他にも
・お⼝やお⼝の中に触れることに慣れさせる
・⻭磨きすることを習慣化させる
・毎⽇仕上げ磨きを⾏うことで、お⼝の中の変化を把握することができる。
仕上げ磨きの基本姿勢は《寝かせ磨き》です。
お子さんを仰向けに寝かせ、大人の膝の上に頭が来るようにします。

お口の中全体を見ることができ、奥歯まで磨きやすいです。
歯ブラシは子ども自身が使うものと別に仕上げ磨き用のものを準備しましょう🪥
👀仕上げ磨きのコツ
①下顎を支える
中指、薬指、小指で子どもの下顎を軽く支えましょう
この状態でイー😬の形を作る事で歯が良く見えるようになって歯と歯茎の境目を狙って磨くことが出来ます
また、顔を動かないように固定することで歯茎などに歯ブラシが誤って当たるのも防げます。
②イー😬を終わらせてからアー😲を磨く
奥歯から前歯にかけて1歯ずつ磨こうと、
ついつい「イーして!」「アーして!」と繰り返し要求してしまいますが、子どもは混乱してしまいます。
まずは、「イーして」歯の表側を全部終わらせましょう。
次に「アーして」裏側を磨いて、そして最後に噛む面をササッと磨けば早く終われます。
子どもは唾液の分泌量が多いため、長時間歯磨きをしていると唾液が溜まり苦しい思いをさせてしまいます。歯磨きは3分以内にするように心掛けましょう!
③歯ブラシは立てて動かすのも良い
特にいちばん奥の歯の裏側を磨くとき、歯ブラシを歯列に平行にして入れると、子どもにとっては大きな物が入ってくる感覚があるため、舌で押し出してしまい、磨きにくい場合があります。そんな時は、歯ブラシを少し立ててブラシの先端だけを使って前後に動かしてみると楽になります。
👀仕上げ磨きの注意点
・歯ブラシを強く持たないこと
力を入れすぎて歯茎を痛めたり、お子さんに歯磨きは痛いもの、怖いものという印象を持たせないためにも軽い力で磨きましょう。
また上唇と歯茎の間にあるスジ《上唇小帯》に歯ブラシが当たると痛いので人差し指で保護するようにしましょう。
虫歯が発生しやすい場所は、上の前歯と、そして上下両側の奥歯です。
特に前歯は内側が磨きにくくなっているのでしっかりと磨くことが大切です✨️
最後にフロスもしてあげしましょう!
子どもの歯(乳歯や生えたばかりの永久歯)は、大人の永久歯に比べて虫歯になりやすく、また虫歯の進行が早いです。
そのため、子どもの頃から歯磨きを正しくすることが大事です!
仕上げ磨きは小学校卒業するくらいまでしてあげるのがベストです!!✨️
しっかり歯磨きをして親子で虫歯のない健康な歯でいられるようにしていきましょう🦷✨️
本記事作成者
豊中市 千里山田兄弟歯科
歯科衛生士 白地