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歯のブログ

歯ブラシだけでどれくらい磨けているでしょう

みなさん、こんにちは^^

2024年がスタートして1ヶ月がすぎ、もうすぐバレンタインデーですね。

街ではたくさん美味しそうなチョコレートを見かけますが、

ダラダラ食べにならないように注意してください🍫

               

早速ですが、題名の答えはどれくらいだと思いますか?

実は歯ブラシだけで丁寧にケアした場合でも、磨けているのは6割程度といわれています。

思ったより少なくないですか?

磨き残しが4割もあるんです。

なぜなら、歯ブラシでは歯の表面をきれいにすることはできても、

歯と歯の間や、歯ぐきの溝には毛先が届きにくく磨くことはとても難しいからです。

ですが、磨き残しの多いところは歯垢(プラーク)や歯石が沈着しやすく、むし歯や歯周病の原因になってしまいます。

 

そこで、是非活用していただきたいのが『補助的清掃用具』です。

1番のおすすめはデンタルフロスや、糸ようじ、歯間ブラシです。

(ライオンさんスポンサー 『L idea』ホームページより)

 

デンタルフロスは、糸がメジャーのようになっていて必要な長さを指に巻いて使います。

糸ようじは、持ち手(ホルダー)が付いているもので、

用途は同じですが初心者さんにはまず糸ようじが使いやすいと思います。

持ち手も大きく分けてF字型のものと、Y 字型のものがあり、

Y字型の方が奥歯にも使いやすくおすすめです。

 

①歯と歯の間に挿入するときは、ゆっくりと糸ノコを引くよう感じで動かして通します。

②歯ぐきに少し触れるまで通したら、両側それぞれの歯の側面に沿わせて少し歯ぐきの中にまで入れて下から上へ汚れをかき出すようなイメージで5回くらい動かします。

③抜き出す時も、通すときと同様にゆっくりと動かしながら抜いてください。

力まかせに通そうとすると歯ぐきを傷つけてしまうので注意してくださいね。

すべての歯と歯の間に通すので、慣れるまでは大変かもしれませんが慣れるにつれてコツを掴めると思います。

次に、歯間ブラシについて、

歯間ブラシも持ち手がストレートタイプ(I字型)と、奥歯に使い易いL字型のものがあります。

ブラシの太さもメーカーによって4~6種類くらいあって、

ブラシの材質には、ゴムとワイヤーがあります。

ゴムタイプよりワイヤータイプのほうが清掃効率が高いのでおすすめです。

インプラントをお使いの方は、ワイヤーがコーティングされているものがあるので、傷つけないためにそちらをお使いください。

①まずは隙間に合ったサイズを選びましょう

②歯と歯ぐきでできた三角の隙間の底辺から頂点に向かってゆっくり優しく通します。

※歯ぐきに向かって通してしまうと歯ぐきを痛めてしまうので注意してください。

③両側の歯の付け根にそれぞれ沿わせて、5回ほど汚れをこするように動かします。

歯の内側からも通すとより効果的です。

 

歯間ブラシを使う時に1番重要なことが、サイズ選びです。

歯と歯ぐきの間に隙間がない場合、無理やり歯間ブラシを通すと歯ぐきが下がる原因になってしまうので、そんなときは糸ようじ(デンタルフロス)を使うようにしてください。

その他にも、『補助的清掃用具』には、ポイントブラシや舌ブラシ、スポンジブラシなどもあります。

今までの歯磨きに糸ようじや歯間ブラシをプラスするとかかる時間は長くなってしまいますが、

むし歯や歯周病、そして口臭予防にもつながりお口の中の環境をより良く整えることができます🦷

使い方や用具の選択など、わからないことがあれば

お気軽にスタッフまでお尋ねください^^

 

 

本記事作成者

豊中市 千里山田兄弟歯科

歯科衛生士 藤田

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