冬場こそ積極的水分補給を!
皆さん、こんにちは!
今年も残すところあとわずかとなりました。寒さも本格的になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
ところで皆さんは、1日にどのくらいの量の水分を摂っていますか?
夏は暑くてのども乾くので進んで水を飲みますが、冬場は汗をかかない、身体が冷える、トイレに行くのが面倒などの理由で、水分を取らない人も多いのだとか・・・知らず知らずのうちに水分不足に陥っているかもしれません。
人間のからだの半分以上は水分でできていて、体内の水分が足りなくなると、肌荒れ、肥満、便秘、風邪・・・など健康にさまざまな悪影響が出ると言われています。
更に、水分が不足すると口の中も乾くので、唾液が減り、虫歯や歯周病になりやすくなってしまうのです。
普段から水分をよく摂られている方は、お口のトラブルはもちろん、病気にもかかりにくいと言われています。
つまり、失われた水分は日々しっかり補給する必要があるのです。
➊唾液分泌の促進
十分な水分を摂取することで、サラッとした良質な唾液が作られます。
唾液には、お口の中をきれいに保つ自浄作用があるため、虫歯や歯周病を予防してくれるのです。
また、唾液には歯を保護するミネラルや酵素が含まれており、虫歯の予防や、初期の虫歯を修復できる歯の再石炭化にも役立ちます。
➋口の乾燥予防
水分補給により口腔内の乾燥を予防することができます。
口の中が乾燥していると、唾液の分泌が減少し、細菌の増殖が促進され、口臭の原因にもなります。
また、乾燥した口腔状態では食物や細菌の洗浄が不十分になり、虫歯のリスクが高まる可能性があります。
❸病気の感染予防
のどや鼻の粘膜には、線毛と呼ばれる細くて短い毛のような組織があり、ウイルスや細菌などが体内に入るのを防ぎ、バイ菌を排出してくれます。
しかし、体内の水分量が減ると、この線毛も乾燥してしまい、ウイルスや細菌が体の中に入りやすくしてしまうのです。
おわりに
水を飲むと代謝が上がり、体温も上昇します。体温が上昇すると代謝が約12%も上がるといわれているため、体温を上げるだけでも痩せやすい身体になり、ダイエットにも効果的です!
その他にも、美肌や、むくみ、便秘解消など「水」を飲むことは健康にとても効果的なので、
寒くなってきた今だからこそ、意識的にこまめな水分補給を心がけましょう!
本記事作成者
豊中千里山田兄弟歯科
歯科助手 甲把