「フレイル」という言葉をご存じですか?
フレイルとは、「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」
口腔に関しても「オーラルフレイル」という言葉があります。 オーラルフレイルとは、口の機能の健常な状態(いわゆる『健口』)と『口の機能低下』との間にある状態です。オーラルフレイルであると,将来のフレイル,要介護認定,死亡のリスクが高いことがわかっています。

口腔ケアの考え方が健康寿命を延ばすカギになります。
・全身疾患との関連 歯周病などの口腔内の炎症は、心疾患、脳卒中、糖尿病、さらに認知症などのリスクを高めると言われています。
・生活の質の低下 歯が痛んだり、入れ歯が合わない等、口腔内にトラブルがあると、食事を楽しむことが出来なくなったり、会話が億劫になったりして、生活の質が低下します。
・誤嚥のリスク 噛む力が弱まると、誤嚥のリスクが高まります。誤嚥は、肺炎などの原因となるため、健康状態を悪化させる可能性があります。
・栄養摂取への影響 歯を失ったり、噛む力が弱まったりすると、硬いモノや繊維質の食品を十分に咀嚼できなくなり栄養バランスが崩れる可能性があります。栄養不足は、免疫力の低下や様々な病気の原因となるため、健康寿命に影響します。
お口のトラブルや衰えは、加齢だけが原因ではありません。若いころからの日々の降雨腔ケアの積み重ねがお口の健康、健康寿命に繋がります。正しい歯磨きや歯科定期健診、メンテナンスなど日頃からの口腔ケアをしっかりと行うとともに、バランスの取れた食事や規則正しい生活、禁煙を心がけましょう。自分では噛む力の低下に気づきにくいこともあるため、定期的に歯科検診を受けて確認することも重要です。
当院でも機材やトレーニング器具が揃いしだい検査、指導を行っていく予定です。健康でいれるように、お口の健康維持やオーラルフレイルについて一緒に対策していきませんか?
本記事作成者
豊中市 千里山田兄弟歯科
歯科衛生士 K


