歯周病と食生活
歯周病とは、歯垢中の細菌により歯茎に炎症が起き、最終的に歯を支える骨を溶かしてしまう疾患です。
歯周病の予防や進行を防止するには正しい歯磨きや定期的な歯科受診・メンテナンスが重要ですが、食生活も影響を与えています。
今回は、歯周病の予防におすすめな栄養素について紹介します。
1.ビタミンC
歯茎の組織をつくるコラーゲンの生成、歯茎の強化に必要な栄養素です。不足すると、歯茎が出血しやすくなったり、修復も遅くなります。
アセロラ、ブロッコリー、キウイ、レモン、イチゴなどに含まれます。
2.カルシウム
歯や歯を支える骨や材料になる栄養素です。不足すると、骨密度低下を招き歯がぐらつく原因にもなります。
干しエビや小魚、小松菜、乳製品、海藻類などに含まれます。
3.ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、歯を支える骨を丈夫に保ちます。また、免疫を調整する作用もあり、歯茎の出血や炎症を抑制する働きがあります。
鮭、イワシ、キクラゲ、椎茸などに含まれます。
4.タンパク質
組織の修復に役立ちます。歯周組織はコラーゲンを含むたんぱく質によって支えられているため、不足すると歯周組織の強度が低下し、歯周病の進行を助長する可能性があります。
鶏胸肉、鮭、鯖、たまご、乳製品などに含まれます。
5.ポリフェノール
抗酸化作用、抗菌作用があり歯茎の炎症を和らげる効果があります。
緑茶、ブルーベリー、ぶどう、ナスなどに含まれます。
以上の栄養素が歯周病の進行防止や予防に効果的なものですが、大切なのはバランスの良い食事をする事です。
今回ご紹介した栄養素を意識しながら、偏りのない食生活を送りましょう。
そして、定期的に歯医者を受診し健康的なお口を目指しましょう。
本記事作成者
千里山田兄弟歯科
管理栄養士・歯科助手 西村


