歯のブログ
親知らずの虫歯を放置してはいけない理由
みなさんこんにちは、歯科医師の中津です。
雨が続き体調を崩しやすい季節です。体調にはご留意ください。
さて、今回は親知らずの虫歯を放置してはいけない理由について説明いたします。
大まかには3つの理由があります。
①虫歯が進行する
②痛みや腫れなどの症状が現れる
③隣の歯も虫歯になる
それぞれ順番に説明します。
①虫歯が進行する
虫歯を放置すると徐々に悪化します。治療が遅れるほど必要な費用と期間がかかり負担が増加します。
ですから、怪しいと思った段階で治療を開始することが重要です。
②痛みや腫れなどの症状が現れる
虫歯を放置すると痛みや腫れなどの症状が現れます。
虫歯を治療せずに放置したことで状態が悪化し炎症が起こるからです。
③隣の歯も虫歯になる
虫歯を放置すると、親知らずの隣の歯も虫歯になる可能性があります。
親知らずの周りに食べかすが溜まると、隣の歯にも食べかすが付着するからです。
以上のように親知らずの虫歯を放置するデメリットは多いですがメリットはなにもありません。
今回は親知らずの虫歯を放置してはいけない理由について説明しました。
親知らずは一番奥に生えることや、真っすぐ生えてこないことなどが原因で虫歯になりやすい歯です。
虫歯から守るためには、日常のホームケアが大切になります。
また定期的な歯科医院でのクリーニングも重要です。
親知らずが虫歯になった時は放置せずに早めに歯科医院を受診しましょう。
本記事作成者
豊中市 千里山田兄弟歯科
歯科医師 中津