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歯のブログ

歯がしみるのは虫歯だけ?

みなさんこんにちは 毎日蒸し暑い日々が続いておりますが、体調はいかがでしょうか?

 全国的には酷暑日と言われる最高気温が40度を超える地点も出てきているようで、熱中症になる方も多数おられるので、皆様もお気をつけください。

このように暑い日々が続くと冷たい飲み物が美味しく感じる季節になってきますね 冷たい飲み物を飲んだ時にズキッとしみる経験をされた方も多いのではないでしょうか? 

虫歯かなと思って歯医者さんに行ったが、虫歯はないと言われた方も少なからずおられるのではないでしょうか? そのような方は知覚過敏の症状が疑われます。 

知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。 知覚過敏は、歯周病や加齢などにより、歯の根元の部分の象牙質が露出しておこります。歯は、健常な状態であれば象牙質はエナメル質と歯肉におおわれていて、冷たさなどの刺激から守られています。しかし、歯周病が進行したり、加齢や不適切なブラッシング、不正なかみ合わせなどで歯茎が下がってしまうと、歯の根元の部分の象牙質が露出していまいます。象牙質には歯髄(神経)につながる無数の穴(象牙細管:ぞうげさいかん)があいているため、象牙質の穴を通して、受けた刺激が神経に伝わり痛みを感じてしまいます。この痛みは一過性なので、刺激がなくなると痛みもなくなります。 

 これらの歯が染みるということに対する治療としては知覚過敏用の歯磨き粉を使用する、歯医者さんでしみどめのお薬を塗る等があります。 

 ここからさらに暑くなる日々が予想されますが、みなさん体調には気をつけてお過ごしください。

 本記事作成者 豊中市 

千里山田兄弟歯科 歯科医師 市川

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